春田 心斉(はるた しんさい)

春田心斉(はるたしんさい)大正12年〜(1923〜)洋画家。鹿児島県生まれ。当初建築を学ぶも絵画に傾倒。「二科展」出品作の評価により、1963年文部省推薦を得て渡仏する。以降現在までパリ在住。サロン・リアリテヌーヴェル招待、ドートンヌ等会員。2001年サン・タモン・モンロン市記念大会堂の開館に際し、選ばれて、彫刻家ルイ・デルブレと2ヶ月間「2人展」が開催された。その後、ディスカール・デスタン元大統領や元フランスアカデミー総裁夫人等有力者の支持を受ける。作品は縦線にこだわるところから、フランスではバトニズム(棒主義)の創始者と呼ばれるが、本質はその色の深遠さにあることは云うまでも無い。

『高輝なハーモニー』油彩 2008年作 色彩の深遠さはバトニズムの極地、 個人所蔵

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