郭 東榮(かく とうえい Kuo Tong-rong)

郭東榮(かくとうえい Kuo Tong-rong)昭和2年〜(1927〜)洋画家。台湾・嘉義生まれ。千葉県在住。国立台湾師範大学卒業。1957年五月画会を創立。五月画展で全員抽象画を発表し、台湾画壇の近代化運動に貢献する。1962年日本に留学、早稲田大学で西洋美術史修士、国立東京藝術大学で油画技法材料修士となる。日本と台湾両地で30回個展開催。日府展常務理事として活躍し、日本と台湾の文化交流に尽力する。陳誠副総賞、日府賞等10以上の賞を受賞。代表作『師大化裝晩餐会』(120F)、『アポロ11号への挑戦』(200F)で超現実的作品を発表するも、本人はピカソの路線を行くとして時代精神の造形表現をモットーに創作、破壊、また創作を繰り返す。2012年『変貌する世界』シリーズを発表。国立台湾芸術大学美術学部主任を定年退職し、現在は国立嘉義大学美術研究所(大学院)特約教授。台湾各界主要展の審査員として日・台両地で創作中。

変貌する世界No.42

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