永見明良(ながみあきら)昭和19年〜(1944〜)洋画家。愛知県名古屋市生まれ。広告代理店、新聞社でグラフィックデザイナーとして活動しながら油絵を制作。洋画家に転向。「サロン・ドートンヌ」「ル・サロン」「モナコ日本文化フェスタ」など国内・外で出品多数。生命をテーマに一貫して色面の上に湾曲した線と点を重ね(細胞型線描法)、心理的状態により個〈生〉の存在が日常社会といかに深くかかわっているかを、鑑賞する側の網膜において視覚混合させる独自の技法。代表作に『室内楽』(1988)『時を見つめて』(1993)『領域』(1999)等がある。
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