野崎 義典(のざき よしのり)

野崎義典(のざきよしのり)昭和18年~(1943~)洋画家。台湾生まれ。現在、 京都府綾部市在住。京都学芸大学、中央美術学園卒業。1974年「光風会展」に 初入選、同会奨励賞受賞(1979・1981)。1985年「日展」初入選。2002年「日展」京都新聞社賞受賞。1984年光風会会友。1988年光風会会員。2009年光風会評 議員。2001年日展会友。1973年から1998年まで「京展」に出品、受賞5回。元出品依嘱。「上野の森絵画大賞展」(1985)、「京の四季展」(1986)、「天理ビエンナー レ」(1987)、「日仏現代美術展」(1989)に出品。2001年「川の絵画大賞展」にて市制施行50周年記念賞を受賞。近年はKIAF、アート・タイペイなど数多く海 外のアートフェアに招待されて出品をしている。40歳ころまでは、室内における日常の中の非日常をテーマにした幻想風景や、蛾の目玉模様の持つ奇怪なイメージの作品を発表していたが、その後徐々に初夏の陽光や夏の終わりなどの郷愁を少年に託した心象風景を描くようになった。

『風光る(Breeze Shines)』 1984年作 130.3×162.1

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