四宮 敏行(しのみや としゆき)

四宮敏行(しのみやとしゆき)昭和25年〜(1950〜)洋画家・美術教育者。愛知県生まれ。名古屋市在住。金沢美術工芸大学卒業。新制作展で発表を続け、3年連続で新作家賞を受賞。2003年新制作協会会員となる。壊れた人造人間などをモチーフにシュールな表現ながら、画面からは甘美な雰囲気が漂う。第34回文化庁現代美術選抜展、アジアンアートナウ2000年展(ラスベガス美術館)、韓日作家交流展(ソウル)などにも招待出品し、西脇市美術館大賞展では美術館買上げとなった。また、1998年と2000年に公立中学校の校舎を使ったアートイベント「学校が美術館」を企画プロデュースし、注目を浴びた。ユニークな美術の普及活動が評価され2000年に中日新聞社より中日教育賞が贈られる。文化庁在外研究員として海外の美術館や教育施設を取材し、アートマネジメントや美術教育に関する執筆も多い。著書に『学校が美術館』(美術出版社)などがある。

『旅の終わりに』 2005年「第69回新制作展」(東京都美術館)出品

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